チャレンジ家庭菜園 2020.02.03
ご家庭で気軽に家庭菜園を楽しみませんか?野菜の育て方をお教えします。
玉レタス・リーフレタスの栽培
レタスは冷涼な気候を好み、高温多湿に弱い作物です。苗を植えてから50~60日程度で収穫できます。2月中旬~3月に播種し、4月までに植えつけ、5~6月の収穫を目指します。
苗作り
2月中旬~3月中に播種を行います。育苗箱やセルトレイに播種し、日当たりの良い場所で育苗しましょう。本葉4~5枚が定植の目安です。寒い時期は30日程度、暖かくなると20日程度で目安の大きさになります。
植え付け
多湿に弱いので、排水が良い圃場を好みます。排水が悪い圃場は高畦にして、排水対策をしましょう。黒マルチは泥はねや雑草防除に使う程度で、必ずしも栽培に必要ではありません。
元肥は苦土石灰100g/㎡、堆肥2㎏/㎡、FTE280号化成100g/㎡を目安に行い、株間は図を参考に定植してください。
追肥・水やり
追肥は15㎝程度の大きさのとき、畝の肩に元肥の半分程度の肥料を施します。水やりは土が乾いたら行う程度で、この時期の栽培は高温になり過ぎる心配は少ないので、肥料が吸収できるように乾燥に注意しましょう。
収穫
玉レタスの収穫目安は結球が開始してから25~35日程度、中が固く詰まってきたら収穫適期です。非結球のリーフレタスの収穫時期は株の大きさが20~30㎝程度、本葉が10枚以上になった頃から収穫できます。
病害虫
暖かくなる4月頃からアブラムシやヨトウムシ、軟腐病やべと病が発生する恐れがあります。栽培しているレタスの種類(結球レタス、非結球レタス)によって登録されている農薬が異なりますので、農薬の使用の前に登録を確認するようにしましょう。