チャレンジ家庭菜園 2019.10.01
ご家庭で気軽に家庭菜園を楽しみませんか?野菜の育て方をお教えします。
小カブとラディッシュの栽培
今月はこの時期に畑で空いているスペースやプランターで栽培ができる小カブとラディッシュの栽培方法を紹介します。小カブとラディッシュは同様の管理で栽培が可能です。
10月中に種をまけば年内に収穫を楽しむことができるので、ぜひチャレンジしてみてください。
畑の準備
石灰、堆肥、肥料を畑全面に散布し、耕します(図1参照)。プランターの場合、長さ60㎝×高さ20㎝程度のプランターを用意し、底に鉢底石を敷いて培養土を入れます。
種まき
まき溝を作り、種をばらまきます(図2参照)。プランターの場合も同様に、種をばらまきします。
種まき後の管理(間引き)
小カブは株間10㎝程度になるように間引きを行っていきます。1回目は本葉1枚の頃に3~4㎝間隔に間引き、2回目は本葉3~4枚の頃に6~7㎝間隔に間引きます。最終間引きは本葉5~6枚の頃に行います。
ラディッシュは本葉1枚の頃に3㎝間隔に1回目の間引き、本葉3枚の頃に5~6㎝間隔に2回目の間引きを行います。
間引き後、株の倒伏を防ぐために土寄せをします。
収穫
種まきから約30〜50日で収穫できます。小カブは直径4~5㎝程度、ラディッシュは直径2~3㎝程度に肥大したものから順次収穫をしましょう。収穫適期を過ぎると、玉が割れたり味が落ちてしまうため、適期を逃さないようにしましょう。
病害虫
秋の栽培ではヨトウムシやアオムシなど、葉を食害する害虫が発生しやすいです。農薬散布で対策もできますが、防虫ネットを使用することで農薬散布の手間も省けるのでおすすめです。