チャレンジ家庭菜園 2019.06.01
ご家庭で気軽に家庭菜園を楽しみませんか?野菜の育て方をお教えします。
スティックセニョールは、アブラナ科の野菜で茎ブロッコリーとも呼ばれています。スティック状のブロッコリーでアスパラガスのような甘みとブロッコリーと同様の高い栄養価があり、つぼみだけではなく茎も食べることができます。
ブロッコリーよりも暑さに強いので、7~8月に種まきができる作物です。
苗作り・定植
種まきは発芽適温が20~25℃で、ポットに種を2~3粒まきます。
本葉が出たころに一番元気な1本を残して間引きします。本葉が5~7枚を目安に定植しましょう。(図1参照)
株間は40~50cmぐらいの間隔で植え付けします。
畑の準備
植え付けの2週間前ぐらいに元肥(図2参照)を入れ、畝を作ります。
植え付け後の管理
追肥のタイミングは、つぼみができたころから2~3週間に1度を目安に、株元から少し離れた場所に行いましょう。
株元に土寄せをし、風で倒れないようにしましょう。
収 穫
頂花蕾(ちょうからい:株の中心や先端にできるつぼみ)が500円玉ぐらいの大きさになったころが収穫のタイミングです。つぼみがしまっているうちにハサミなどで茎を切ります。
切り口に水がたまると腐ってしまうため、切り口はまっすぐ切らずに斜めに切るか、なるべく切り口が乾きやすい晴天の午前中に収穫しましょう。
頂花蕾を切り取った後はわき芽から側枝が伸びてきます。
つぼみが2㎝程度、長さ15㎝くらいを目安に収穫していきます。
栽培のポイント
日光を好むので、日当たりの良い場所で育てましょう。
水はやり過ぎないように注意し、土が乾いたら水を与えましょう。
つぼみがつき始めたら、肥料切れに注意しましょう。