チャレンジ家庭菜園 2018.08.31
ご家庭で気軽に家庭菜園を楽しみませんか?野菜の育て方をお教えします。
ホウレンソウはビタミンAやビタミンCの他、カルシウムやマグネシウムといった栄養素が多く含まれています。和・洋・中どの料理にも相性の良い野菜です。寒さに強く、-10℃まで耐えられます。
畑づくり
土壌の酸性が強い場合や排水不良の畑では発芽や生育が不ぞろいになります。種まきの2週間以上前に苦土石灰と堆肥を全面にまき、深く耕しておきます。
元肥や苦土石灰の施用量は、表を参考にしてください。まき溝は底面を平らにし、覆土の厚さを均一にするのがポイントです。底面がでこぼこしていたり覆土の厚さにむらがあると、発芽や生育が不ぞろいになります。排水不良の畑では畝を作るなど対策をします。
種まき
図のように幅15㎝ほどの溝を作り、種をまきます。まき溝の間隔は45cmほどあけてください。
冷蔵庫内に浸水状態で入庫し、催芽処理をすると発芽が良くなります。
種まき後の管理
発芽するまでは土を乾かさないよう水やりをしてください。発芽までの日数は5~7日です。
芽が出てきたら間引きをします。1回目の間引きの時期は、本葉1~2枚になったら株間を3㎝ほどにします。2回目の間引きは本葉が3~4枚になったころで、株間を6㎝ほどにします。
2回目の間引き後に追肥をします。追肥は化成肥料を1㎡あたり1握り(約50g)を条間にばらまきします。
畑が多湿で風通しが悪いと「べと病」が発生します。黄色い角斑が出た葉は取り除き、農薬防除を行いましょう。アブラムシ、ヨトウムシ、ネキリムシの発生に注意し、害虫防除を心掛けましょう。
収 穫
草丈が20㎝以上になったら収穫できます。抜き取って収穫すると、まだ残っている株を傷める危険があるので、ハサミを使って収穫すると良いです。