チャレンジ家庭菜園 2018.06.01
ご家庭で気軽に家庭菜園を楽しみませんか?野菜の育て方をお教えします。
ナスの管理・剪定(せんてい)
今回はナスの管理と剪定についてです。5月に定植したナスの収穫が6月上中旬から始まり、7月上旬になると最盛期になってきます。7月中旬、下旬には梅雨も明けて気温も上昇してきます。この時期には、ハダニの発生や暑さのため、収量の低下がみられるようになります。思い切って枝を切り戻して新芽を出させ、秋ナスをとることをおすすめします。
◇栽培管理◇
ナスは肥料不足や水不足になると、花の素質が悪くなり、実どまりが悪くなってきます。図1のように花の雌しべが短くなってきた時には、栄養状態が悪くなってきていますので、適宜に追肥(FTE入S280号化成などを10㎡あたり1キログラム程度)をしましょう。
梅雨明け後は乾燥には気をつけ、定期的に水やりをしてください。
◇更新剪定◇
8月になると真夏の高温などで実つきが悪くなります。7月下旬から8月上旬に思い切って枝を切ります。30日ぐらいで新たに収穫することができるようになります。剪定の方法は、図2を参考に行ってください。
◇更新剪定後の管理◇
更新剪定後の管理は、追肥と水やりが重要になります。
剪定後すぐに追肥(FTE入S280号化成などを10㎡あたり1キログラム程度)をしてください。
水やりはこまめにやると生育が良くなってきます。